パソコン・インターネット

2011.01.05

電子書籍の誘い?

そもそも、活字離れと言われる時代、書籍のメディアが、紙から、電子メディアへ変わったからといって、何か変わるのだろうか? とりあえず、目新しさで、読書に疎い方々の気を引く口実にはなるチャンスと考えると、この時期に、読書に疎い方の興味を、大々的そそるコンテンツがあって初めて、電子書籍の時代が離陸可能になるものと感じている。果たして、業界として、このような市場の客層の再編を促すコンテンツの準備はできているのだろうか? ビジネスを考えると、このような山師的な戦略以外に、スモールスタート的な戦略もある。スモールスタート的な戦略としては、例えば、古今の電子書籍の客層(携帯電話向け電子書籍)を強化していき、客層を大きく育てていく地道な戦略があるだろう。後者は、強みを活かす戦略として、地に足の着いた戦略となる。
一方、過去、アマゾンの書籍通販とロングテイル・ビジネスのインターネットとの親和性をが証明している。電子書籍では、在庫が物理的なスペースを占めないことや、コピーに材料や時間が、紙の本を作るよりほとんどかからないことなどをふまえると、このロングテール・ビジネスは、書籍通販よりも、よりよい採算性を得られるものと期待できる。
また、電子書籍は、紙の本と異なり、パソコンのワープロソフトがあれば、最低限、作成が可能であり、誰もが、著者になれる身近なものになるのだが、これに関しては、万人の意識改革ががないと、本を書くことに、高いハードルを感じ続けるに違いない。当面は、書く人と読む人は、分業したままである。とは、いっても、昨今、ブログ出版にみられるようにう、ハードルが低くなる文化も生まれてきている。
11010601 考えてみると、電子書籍の歴史は、古い。そもそも、パソコンでマルチメディアを扱えるようなった時代からであろう。記憶にあるのは、Apple Macintoshに添付さていたHyperCardは、マルチメディアコンテンツを制作閲覧するソフトであったし、このソフトベースのコンテンツも数多のごとく流通していた。国内では、1993年のVOYGAR社の"THE BEATLes IN A HARD DAY'S NIGHT"が、HyperCardとQuickTimeを用いたメルチメディアコンテンツであり、先駆けであったろ思われる。このリリース後、いちに年後に、VOYGARの社長から、改めて、購入者へ、VOYGARが目指すもの?と銘打ったCD-ROM(下写真:何らかの論説)が無料配布されたことを、思い出す。この時代から、パピルス電子書籍など、パソコン向け市場や電子書籍専用端末市場で健闘し続けていた。

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02051510 右写真は、2002年頃には、東京ブックサイトで開催された東京国際ブックフェア2002の電子書籍展示エリアであるが、この頃には、電子書籍は、PDA向けにシフトし、シャープやドコモの社名がちらつく時代になっていた。これも、PDA市場の縮小から、先細りとなっていった。これまでの電子書籍は、名作など100冊とか、紙の本の戦略の延長でしかなかったもので、電子書籍のメリットを活かした戦略でも無かった。この頃、勤め先では、便乗して幾つか特許出願(特開2002−328906「コンテンツファイル配信システム」、特開2004−220429「電子コンテンツの広告制御方法、装置、プログラム、記録媒体、ならびに広告管理サーバ」)などもしてもた。2002年になると、携帯電話向けの電子書籍が流行ってきた。これは、現在のライトノベルを電子書籍化したものあり、読者は、就寝前のちょっとした時間に、寝転がりながら、読めることに、嬉しさを感じて、普及したものとされている。つまり、電子書籍と携帯電話のメリットの相乗効果が受けたものとして考えても良いだろう。

Dbook 携帯電話向けの電子書籍配信に関しては、個人的に、iアプリで縦書きビュアーを作成して配信実験を行ってみた(2001-2002年)。結果、普及のブレークを予想できる結果も得ていた。この携帯電話向け電子書籍の流行は、現在まで続いている。これは、携帯電話の定額制によって、更なる普及が実現されているに違いない。
以上は、国内の状況であったが、海外では、国内とは異なり、電子書籍に関して根強い需要が存在し続けていた。これは、国内だと、本屋は何処にでもあり、いつでも買って読める。文庫本など軽くて携帯性に優れてた本が揃っていた一方、海外では、重たくてハードカバーの大きな本が主流であり、本屋もまばらで、とても、気楽に読書する環境にはない。この状況では、海外で、電子書籍が、嘆願しても無理は無い。昨年から、アマゾンやアップルが、電子書籍の閲覧をコンセプトにした携帯タブレット端末をリリースしてきた。
海外勢の電子書籍端末は、目立と、冒頭で書いた山師的な戦略には追い風であるのだけど、日本人が閲覧するのは、和書であり、そもそも、国内で制作され配信されるものになるに違いない。結局、市場は、電子書籍の入れ物でなく、内容を精査するにちがいない。現時点、入れ物としても、和書の縦書き右綴じのレイアウトに対応していないのも、ペナルティに違いない。結局、言いたい事は、紙だろうが電子だろうが、人気のないコンテンツを沢山集めても、ビジネスの離陸はあり得ないと割り切る方が無難に違いない。

11010602 とりあえず、派手な電子書籍端末がでても、山師的な戦略の寿命は短く、後者の地に足の着いた地道な戦略を採って行くべきであろう。企業としての市場参画は、慎重に進めるのが無難だが、個人的な趣味での参画では、失う物もなく、気軽に参画するのが吉かと感じてます。個人的な参画としては、お試しに、Circle.msポータルで、2011年1月から、作品を、公開してます。このポータルは、パソコン向けです。現在、iPhone/iPad/iPod Touc向けには、アプリ「emseCatalog」経由での頒布を行っています。さて、売れるもなのかどうか、興味深いところです(2011年1月時点のコメント)。

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「活字離れ」は、便利な言い草であるばかりで、実際には、今までのコンテンツがうけなくなった、つまる、作品が時代遅れになったという事のようにも感じてます。平成の人間が、いつまでも、明治時代、大正時代、昭和時代の作品で喜んでいられると考えるのは、正気を失っている。まだ、現在、戦中戦後間近の人たちが生活している時代であり、それなりに地位の高いところにおられるので、バランス(日本国が今後とも平和を維持し続ける状態を健全と考えると、彼らの有事の知見は、悲しくも、異常とみる必要もある)を欠いた声が増幅されるのではあるのだけど、永続性のある書籍ビジネスという観点では、それだけに気を取れると、ビジネスが棺桶まで、ご一緒ということになりかねないだろう。今や、サバイバルや戦後復興などを強いられる時代ではなくなっている平和な状態であり、つまり、人類は日々の生活を自作自演で盛り上げてエンジョイせざるを得ない時代になっている。生活を盛り上げる為の糧の一つとして、本は、有力な手段であり続ける事で、その存在意義が顕在化し、そのビジネスも活性化するのだと思う。

人類は、未成熟な種であるがゆえに、存続しつけている。これは、未成熟に進化が滞ることでなく、進化する余地を残し続け、進化し続けることを意味するものだ。日々、未成熟であるながら変化し続ける生活が、人間たる性であり続け、余りにも過去の風習に固執する生活は、進化を止めるに等しい。娯楽も、生活の大きな一部であることは、大学教養程度の常識でもある。娯楽を、適切に実現することの一手段として、現状、本もメディアとして、その一端を担っているという訳である。

(この記事は、まだ、作成中で、今後、修正が入る可能性があります。ご了承下さい)


【付録】

以下、「はねっこ文庫 第一巻〜第二七巻」に、収録した電子書籍サンプルの冒頭のご紹介

題名 作者冒頭
考えれば考える程に、未来予言? デジ・ポンタ著  電子と反電子が衝突して 光子(仮想粒子だが)となる反応を考えれば考えるほどに、不可逆な時間の進行を前提にして、まったくもってふに落ちない。反電子といっても質量は負ではな い。負でない質量同士の衝突で、質量ゼロ(ただし、自己のエネルギー分の仮想的質量を持つ)の光子が発生するのだ。、、、、
インターネットによるグローバル化の功罪 デジ・ポンタ著  インターネット(通信 ネットワーク)の普及する前は、各産業分野での各市場のロードマップがそれぞれ独立に考えられていました。したがって、通信ネットワークやインターネット は、それぞれの市場をそれぞれ、拡大する何かがあると、それぞれの産業分野の方々が、見込んでいたのは、自然な成り行、、、、
挫折した憧れの生活スタイル デジ・ポンタ著  戦後まもなく、米国の生 活スタイルにあこがれ、それが糧となって、日本経済が復興したといって過言ではないような気もします。そのときの憧れは、持家+車+・・・だったと聞いて ます。現在、米国の憧れの生活スタイルを、日本人がゲットしているか疑問ではありますが、ある程度生活が満たされて、、、、
ITは難しい デジ・ポンタ著 ITが難しいのは、生活必需品ではないから。生活必需品でないということは、エンターテイメントや贅沢品の範疇であって、やはり、うけることが唯一の正義の世界。 一般個人でのライフライン・レベルの達成に、ITは、今のとこと、パソコンも必要ない。一方、法人、、、、
バビロン計画の終焉 デジ・ポンタ著  現代技術の速い進歩は、 オーギュメントリアリティーの分野にも同様に訪れ、近い将来、リアル世界とバーチャル世界の境界もあやふやとなった。まずは、全ての物品から、装飾が消 え、バーチャル世界を通して、リアル世界の全てが扱えるようになった。個人は、個人の趣味を、他人の目もきにすること、、、、
科学が応られない問題 デジ・ポンタ著  「科学が答えられない問 題」で、すぐに気が付くのは、「公理の証明」に相当する問題でしょう。なんとも、公理が証明できないことは、数学的にも証明されているのです。これを理解 していても、人類は、自分で定義した者を、それは何者と聞くのです。非常に不可解な存在とも言えるのです。答えのな、、、、
以下、省略、、、二七巻までを、収録です

以上

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2009.08.14

ACM SIGGRAPH 2009 見学聴講(個人的特記事項)

 今月上旬(米国時間8月2日から7日)に開催されたACM Siggraph 2009での論文発表や講演などで、特に、個人的に目に付いたものを、以下、ご紹介。

 ACM (Association for Computing Machinery)は米国のコンピュータ関係の学会であり、Siggraphは、その中で、コンピュータグラフィクスとインタラクティブに焦点を当てたSIG(Special Interest Group)で、1967年の発足になる。このACM Siggraphの会議は、1974年に第1回が開催された。現代では、毎年、7月から8月の間で、国際会議(5日間)を開催している。今年は、8月上旬に、ACM Siggraph 2009が、ニューオリンズのコンベンションセンタで開催された。また、昨年の12月には、アジア地区版の国際会議(3日間)も開催されるようになった。昨年、この第1回目(ACM Siggraph Asia 2008)が、シンガポールで開催された。第2回目は、今年12月に、日本の新横浜で開催予定になっている。ちなみに、私は、1998年頃から、今のところ、毎年、米国開催を、見学聴講している(1999年からACM会員)。また、昨年のシンガポール開催も見学聴講した。コンピュータグラフィクスの進歩は、今の映画のほとんどが、実写と区別の付かない映像を実現しているとことからも、実感するだろう。大まかには、1999年から2000年の間に、煙や液体などの流体の表現が、ほぼ確立され、映画に必要な最低限の表現が揃った。現在は、更に、品質を向上させている。リアルタイム表示に関しても、グラフィックカードなどのハードウェアが、同時期に、大きく性能を向上している。また、現在でも、まだ、色々、解決されない色々な課題や、新しい映像メディアへの挑戦もあり、日夜、3DCG技術者や大学の先生や学生が、アイディアや工夫を考え、日々、チャレンジしている状況。その成果は、何と言っても、最新作の映画やアニメに観ることができるので、身近な技術でもある。また、各国に支部があり、シーグラフ東京が、日本支部になっている。その活動の一環として、国際会議終了後、国内向けに報告会などの実施も行っている。

 この5日間の合計で、53件(全体の一部)の発表や講演、上映会、イベントを聴講見学しました。今回、特に印象に残っているものは、下記になります。

【デジタル・セルアニメ制作分野】(3Dモデルからセル画風の画像を生成する技術(事例:、1998年のディズニーアニメ「ムーラン」)は確立しているものの、原画相当を2D上で簡便にモデリングする手法(手描き並み)については、まだまだ現象論のフェーズ)

  • Painting With Polygons (Talks: Painterly Lighting)
    これは、ディズニーの背景画像へのこだわりだね。大まかには、映画「BOLT」では、ペイント風の背景を採用。そのための3DCGテクニックの紹介。
  • A Visibility Algorithm for Converting 3D Meshes into Editable 2D Vector Graphics (Papers: Vector Graphics and Point Distributions)
    概要としては、レンダリングの時に、奥行き方向で分けて出力できるオブジェクトやその部分を、レイヤを分けて出力することで、ある程度の編集を可能とする技術。例えば、トラースを前後で分けることで、その穴に棒を通した画像を作ることもできる。Autodesk MayaのAdobe Illustretor EPSファイル出力でサポートされると楽しくなるかな。
  • Local Layering (Papers: Vector Graphics and Point Distributions)
    これは、2D形状編集のレベルで、棒を通したドーナツを作成すための技術。Adobe Illustraorで使えると便利かも。でも、巻き付く表現が、まだ、出来ないのが、残念。前の発表とコラボすると可能になるのかしら?

【フォトレタッチ分野】(これは、質を問うと、奥が深い)

  • Coordinates for Instant Image Cloning (Papers: Visual, Cut, Paste, and Search)
    Adobe Photoshopで使えるようにならないものか。

【ゲーム分野】(最近では、ECO(ビジネス的な生態学)まで考える時代になったようだ)

  • The Art History of Games (Panels)
    ATARIのゲーム機の紹介から始まって、シューティングゲーム分野が議論から抜けてるた感が、、、、と気になった。事後だが、代表電子メールアドレスへ、日本の事例として、上海アリス系の弾幕シューティングゲームを紹介する電子メール(最後に添付)を送ってみた。

【セキュリティ分野】

  • Bokode: Imperceptible Visual tags for Camera-based Interaction from a Distance (Papers: Computational Cameras)
    多分、コロンブスの卵的なバリエーションが世に広まる予感

【拡張現実感分野】(まだ、センサデバイスやディスプレイがひよっ子なので、なかなか、実用性がついてきてない)

  • High-Tech Chocolate: Exploring Mobile and 3D Applications for Factories (Talks:Sensing and Display)
    iPhoneによるチョコレート工場の遠隔制御の他、仮想現実感(VR)や拡張現実感(AR)まで駆使しているのが凄い! でも、何でって感じもした? 構成情報管理のデータ構造に関しての議論するセッションが合っても良いかと感じた。この工場では、MySQLでデータベース管理をしていると一言の説明のみ。あと、補足として、拡張現実感も提案されてから大分経つもので、機械修理作業で、実写の合わせて、マニュアルを表示させるというアイディアが発して、アイディアだけなら腐る程ある分野と思っても良いだろう。最近のニーズでは、データセンタ内の測定温度分布などから気流をシミュレーションしてその可視化結果を実写に合わせて、作業者へ見せる。これによって。熱溜まりの解消作業に利用するなどなど。何と言っても、現在の課題は、リアルタイム(ディスプレースキャンレートの2倍は欲しく、例えば、60分の1秒単位ぐらい)前提で、センサ、入力やディスプレイなど、用途にあったウェアラブルなデバイスが登場してこないことにあろう。まあ、今回の講演は、iPhoneでARが話題になっていたことと、その仕様の範囲(虫眼鏡を覗き込む程度)で、実現が可能な線で出来てたものだろうが、それを実践してみせた社長さんが、なんとも凄い。

Pixar RenderManユーザ会】(個人的にユーザなのでピックアップ)

  • RenderMan 15, RenderMan foe Maya 4.0, RenderMan Studio 3.0のリリース日程(秋頃)。RenderMan 15から、サーバ1台スレッド数無制限にライセンス緩和。x86のSMPサーバメーカには、大分、朗報って感じだ。なんとか、クラスタよりも、コストメリットが出るように、インテルやAMDも頑張ってって感じ。
    Pixarスタジオ(現在、Disneyの一部署)が長年、CG映像制作に使い培ってきたレンダンリングソフトウェア。最初は、トランスピュータをベースにした並列処理装置であったが、途中から、sgi向けのソフトウェア製品となり、現在に至っては、MacOSX, Win, LinuxのOSで動作するマルチプラットフォームになっている。ちなみに、私は、1997年頃(RenderMan 3.1 for sgi IRIX)からのユーザやってます。
  • あと、テクスチャ画像などための新しいファイル形式のサポートもあるようだ。これは、ディズニー側の制作からの要望でできたものらしい。でも、マルチレイヤなファイル形式との違いは。何だろうか? Photoshopで直接、いじれると嬉しいのだが。

【ニューオリンズの風景】(10年前のACM Siggraph 2000の開催がニューオリンズ(10年前の風景)だったので、2回目の訪問)

町並みは、10年前と比べて、ほとんど変わっていない雰囲気でした。でも、10年前の写真で見比べると、この10年で、ビルの外装(建て変わっているのかも)が変わっていたり、見つからない場所があったり、路面電車の古い車両(深緑色の車両)や馬車が見当たらなかったりしました。


【余談】

To: The Art History of Games
Subject: My questions for the panel discussion in Siggraph 2009

Dears,

    Thank you for the panel discussions in ACM Siggraph 2009, “The Art History of Games”, in 6th, Aug. I am a fun of games from a table tennis, an invader video games. Currently, I like to play massive shooting games with easy mode, and an online game, “GungHo Emil Chonicle Online”. Sorry, I send my questions and messages for the discussion by e-mail, because I can speak English very little.
    As my questions and messages, I would like to know why you don’t pick up a kind of a shooting game. I think that a shooting game have a little history from Invader and Galaxian games. However, in the current game package market, major game makers don’t almost release any shooting game, because the business had become to too small or into a long tail market.
    So, I would like to introduce an interesting one of the current shooting games in Japan. Massive shooting game by Team Shanghai Alice ( http://www16.big.or.jp/~zun/ ) is famous in Japanese OTAKU market. And I think that they have many art parts of original and unique music and unique visual effects for 2D ( http://the.nerd.jp/blogs/digip/archives/photo/07092301.jpg ). While, I feel very little bad that you can’t have find them, because the site is only in Japanese language.
    Major makers have continued to release their game products in category with big business. Where market do new games out of the category go? In Japanese, they have come to OTAKU market as Akihabara game shops, comic market (a major flea market) and so on. Otherwise, many legacy shooting games have been ported as such a mobile application as NTT Docomo i-Appli, and so on, and menus of Wii Console.
    So, I think that you should study Japanese market history and eco for games, also.

Thank you.


【余談の余談】

 帰りの飛行機の座席で、一緒になったのは、大分肥満の外人夫婦。通路側を取っていたので、助かったが、、、、手すりを上げていないと苦しい体型(多分、BMI>30)では、追徴金を徴収して、3座席で2人にする方が良いのでは? まずは、グリーン・ニューディール政策で、肥満を減らすことにすれば、その分、食料も消費も減り、移動時の燃料の消費も減り、全く地球に優しいことばかりだと感じた。


【宣伝】

今年12月に、ACM Siggraph Asia 2009 (第2回)が、新横浜で開催されます。展示会出展者やボランティアを大募集中です。展示会出展の分野については、コンピュータグラフィクスだけでなく、ロボット、デジタルサイネージュ、ゲーム、国内携帯電話関連企業など幅広く、ご参加を募っています。また、レジストレーションもインターネット経由で始まっていて、10月末まで、割引料金でご参加できます。今期の予算で捻出できる方には、朗報です(^^;。

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あと、昨年のACM Siggraph Asia 2008 (シンガポール)の様子は、ここに掲載しています。なお、今年、自前のサーバが故障し、大部分のデータが消失してしまったため、PDFファイルで掲載してます。

【付録】

締め切り過ぎていて応募できてないが、ACM Siggraph 2009のマスコットデータの在処を見つけて、お試しに、作ってみました。下画像をクリックすると、ムービーが再生されます。

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まあ、開催地の新横浜じゃなくて、秋葉原の背景(風景)だけど、ご愛嬌(^^;。

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2009.07.19

クラウド・コンピューティング普及の社会的リスク

 クラウド・コンピューティング(特にパブリッククラウドの部類)の普及は、インタネットの普及と同じく、大きな社会的リスクを負うものであろう。インタネットの普及では、1993年に画像表示に対応したWebブラウザ(NCSA Mosaic)が開発されたときに、現状の有様を思いやることも出来ず、見せかけの匿名性(エンドユーザには、直接、相手が見えないこと)が悪用され、無防備に、スパムメール、フィッシングやボットなどが、大分、はびこってしまったという現状に至る始末。1994年頃には、私の周りも、NCSA Mosaicを試用し始めていて、将来の可能性を語っていたものだが、現在になるようなリスクの議論まで、気が付くことがなかった。でも、当時、気が付いていたとしても、目の色の変わった技術者や起業家が大多数で、もう、現状に向けての普及の波を止めることは出来なかったと感じている。私の周りでも、「万人が、最も安いお店から、商品を買えるようになるので、小売店の大半は、つぶれる」、「インターネット経由で、多くの人に宣伝ができるようになる」などとか、ビジネス遂行の利便性にのみで、目が眩んでいたとしか思えない状況であった。
 さて、今の時点で、水を差す程度に、クラウド・コンピューティングも普及に関して、何が悪用されるのだろうかと、大分、気になっている。多分、リスク発生のポイントは、大きく、下記2点。

  • サービスを提供するサーバ(装置)の所在が、サーバ仮想化技術などで、物体を移動すること無く、世界の任意の場所に移動可能になること
  • エンドユーザ(コンシュマ)向けのサービスが、フロントエンドのサーバを介して、色々な場所で提供されるサービス部品(共通の使用方法で使える部品)の組み合わせで実現可能になること

 どちらも、物理的な所在が不確定になることでは共通している。あと、サービス構築のために、何処からでも、同じように使える部品が揃う。現在、ボットなど、不正に乗っ取られたサイトが、不正に利用されるケースで、問題になっている。これが、更に、エスカレーションするように感じている。例えば、ワームやウィルスに感染したPCやサーバが、一見、昔からあったかのようなECサイト(通販サイト相当)を、勝手にかつ任意に構築し、商売を始めることができるようになる。商品仕入れや、商品展示、決済などの部品は、至る所で用意されているものを、標準化された方法で利用することができるので、結果、ECサイトが構成されるのである。商品は、見せかけで、かつ、オーナ不在のECサイトが、決済部品を行使してお金を稼ぐ、幽霊船のごとし。これにより、オーナ不在なので、エンドユーザが、クレームを送ることも出来ず、泣き寝入りになる。これは、最悪のシナリオと考えたいが、サービス自身の認証やセキュリティが不完全なクラウド・コンピューティング・サービスが、世の中に出てしまうと、そうなるリスクは、大分、高くなる。幽霊サイトの発生自身は、多分、抑止は難しいので、それを仲介するプラットフォームや使う側での抑止が重要になると思われる。とりあえず、以上、SF的な話題で、面白うそうなので、ここに記しておく。後、このような組織的なボットを、クラウド・オルガナイズド・バーチャル・ボット(COVB)とでも、呼んでおこう。(再掲載2009年7月)


(後日追記) 今日7月19日のNHK番組を観ていたら、米国金融危機での金融工学の功罪というような内容だったが、これも同じで、新しい技術の普及期は、皆さん、欲(色んな欲)に、目が眩んでいて、リスクを冷静に評価できなくなっていたと感じる次第。

(後日追記) 多分、1995年には、私のところにも、スパマーからのDM電子メールが、インターネット経由で、届くようになっていた。内容は、何千通、何万通、何十万通で、何ドルという価格表であったと記憶している。この時は、これは、英語圏のサービスで、日本語は対応がないかとか軽くみていた。今、考えると、このときが、スパムメール元年だったのかもしれない。

(後日追記) この記事は、金儲けを、決して、否定しているものではない。むしろ、個々のビジネスが、関わるリスクを正しく理解し、業界や市場の集団自殺の波に乗らず、必ず、負けない技量と力強さを身に付けることよってのみ、社会や経済の長期安定が実現されることを示唆している。

(後日追記) ある人に言わせると、「『店子(悪徳)の夜逃げ』が軽快かつ即時に可能になるということね」だそうです。つまるとこと、Iaas/Paasを利用するということは、契約期限がなにがしかあるので、その期限を公開せずにビジネスしている店子は、消費者にとってかなりリスクの高い業者さんということだし、その店子を収容しているテナント業者も、問題があると、矢面に立たされるリスクもかなり高い。注意しなければならないのは、不正する善人であり、法律の知識不足や過失で、結果として不正行為を行ってしまう状況もあるることを、十分、考慮しなければならないだろう。問題を起こすのは、悪人だけではない。

(後日追記) もう一点、リスクに気が付きました。これは、一般的なサービスビジネスでも起きる内容です。クラウドコンピューティングサービスが、仮想化技術を使って、本当に使われるまで、本当の物理的なリソースを消費しないという仕組みを悪用するものです。
1つは、空発注もどきです。これは、発注手続きに伴う仮想サーバ等の仮想的な範囲で、定義情報まで作成して、設備に登録するところまでやりますが、実質的な利用はしないというものです。ほとんどコストがかからないという了解のもとで、発注者と受注者がつるむという悪事になります。
 もう一つは、この応用で、マネーロンダリングのハブになるというものです。これは、本当に設備をもってサービスを提供しているサービス事業者に対して、仲介する業者が、ハブになるケースになると思います。
 以上の2つのケースで、仮想的な定義情報のみで完結する仕組みであるため、契約期間が終わると、その情報も削除され消滅。過去にさかのぼって、本当に利用されていたかなどの検証が困難になるという見込みのもでの理論展開になります。
 なかなか、クラウドコンピューティングは、退屈のないサービスかもしれませんね(;^ω^)。

(後日追記) 面白い比喩なんで、ここに記す。不正コードで汚染して、外部に悪さをするようになったクラウドで比喩して、クラウドに生える毒キノコ。キノコをもいでも、クラウドないには、菌糸が残り、また、生えてくるという比喩になります。

(後日追記) 最近、気が付いた問題は、仮想サーバ間の通信が、物理的なサーバ装置をまたがらないで、内部で閉じてしまうケースで、普通は、ケーブル上をデータが伝送するので、残ることはないのだが、物理サーバの中で閉じた通信は、物理サーバのメモリを介して行われる。だとすると、万が一の可能性で、仮想サーバ上で、取得したメモリを、何も書き込まず、読み出しから始めると、何か残骸のデータを読み出せる可能性があるというロマン。

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2009.06.30

大手総合電機メーカのクラウドメニューが出揃ったかな?

今日、日立製作所が、クラウドメニューのプレスリリースを出していた。これで、国内の大手総合電機メーカのクラウドメニューが出そろったかな? 

【国内電機メーカ系】

【外資系大手、その他】

  • IBM
    ワールドワイドで、企業向けのプライベートとパブリック(アウトソーシング含)の両面のクラウドメニューを用意しているが、国内事例紹介は、アウトソーシングがほとんど。堅実、着実、マイペース、ワールドワイドに、x86, PowerPC, System z, System s等と幅広い仮想化&クラウド化を推進しているって感じ。創始者の軍隊仕込みが発揮されているという感じかな? 最近、パブリッククラウド向けの従量課金のサービスも始めるらしい。
  • Microsoft
    Microsoftは、Paasに相当するサービスとして、Azure Serviceと、Saasとして、Office Liveをリリースしている。業務システム向けには、開発環境のサービス提供、デスクトップ向けはOffice環境のサービス提供と、今までの住み分けを維持するように、あくまでも黒子的にサービスを提供するのかどうか、興味深い。
    2009年12月開催のSaas World 2009の講演にて、また、Databse as a Serviceとは別と思うが、Data as a sirveseのベータ公開が紹介。こでは、NASAの観測データなどのコンテンツ(データ処理の元になる数値データ)の提供さービスになるようだ。
  • HP
    最近、コンサルも始めた模様。まあ、クラウド向け製品は、良いものを作って並べて、お客様に、スペック表を見比べてもらうだけでは、購入まで至らないということかな。まあ、製品の組み合わせ技が、複雑(シュール?)になり過ぎて、購入者側が、何のために何を買っているのかを理解出来なくなったと言った方が正しいかもしれない。最近、米国EDS(運用管理分野)の買収に続き、日本EDSの買収も完了したようだ。
  • 日本ユニシス
    ほとんど、Cisco Nexus7000 の宣伝みたいですね。現在、NASを利用しているようですが、今後、Cicso Nexus 5000も入れて、FCoEも利用できるようにするのかどうか、興味深い。今だと、物珍しい製品だが、NetAppのストレージ製品は、CEEで直結できるものもある。そのようなストレージ製品も採用して行くのかしら?
  • セールスフォース・ドットコム(CRM Saas)
    CRMというよりも社内向けの情報交換で使われるケースがうけている模様
  • Adobe
    アドビも、最近、Adobe PhotoshopのSaas(画像レタッチソフト)や、FLASHベースのAdobe SCENE7のSaas(Webパブリッシング用部品)の提供を始めている。色々、ソフトウェア製品を持っている会社なので、Saasのネタは、尽きないかな。Adobe AcrobatのSaasもありえるが、確か、これは、幾つかのパートナー会社が、それそれのパートナーから、提供済みかな。
  • CISCO(クラウド向けのユーニークなブレードサーバ出してきた)
    CEEって、こんな使い方すんの? 気が付かなかったよ(^^;。
  • EMC(Atoms/Atoms online, VMware)
    VMwareの親会社なんで、結果論として、競合他社も含めて万人がサポートしている。クラウド向けのストレージ装置って、物理的な装置のスケーラビリティ(拡張性)と、ボリューム容量仮想化で対応するってこと? 前者の拡張性って、広いレンジを網羅しても、何年スパンの増設が当てはまるとか考えると、その寿命はとか、疑問も残るよね。拡張性よりも、必要な規模の導入に対して価格がある程度スケーラブルになるの方のメリットかな。親会社がどこでも、ベンダは、顧客志向において誠実な製品やサービスを追求しくことにかわりはない。
  • 総務省「スマート・クラウド研究会」
    今月7月から始まるらしい。これは、霞ヶ関クラウド関係かしら? 個人的な愛称だが、「かすみん」って感じで呼んだら、漫画家に怒られるかな(^^;。元請け、下請け、孫請けの連鎖によって、大雑把に粗利率(一般的に粗利率が50%を切るSIや装置販売が多いとすると)で、貨幣流動性から数倍の経済効果が期待出来るかな? また、赤字にならない前提の純益の比率で考えると、何十倍の経済効果とも見ることもできるね。ちなみに、総務省系の今年度の補正予算(案)概要は、 http://www.soumu.go.jp/main_content/000019654.pdf かな。最終的には、どうなったのかしら?
  • オープンガバナンスクラウド・コンソーシアム(OGC, 2009年6月発足)
    これは、e-Japan戦略で構築される政府系システムのオープンスタンダード化を推進していた「オープンスタンダード・コンソーシアム」(OSC, 2004年発足)の転身らしい。メンバの内訳をみると、一種の利害団体とも見える。多分、外資系も、霞ヶ関/行政クラウドへの参入の足掛かりにと、集まってきているようだ。まあ、トータルで良いクラウドが構築されることを要望しておきます。
  • グローバルクラウド基盤連携技術フォーラム
    2009年12月開催のSaas World 2009の講演で知ったが、「クラウドシステム間の連携インタフェースやネットワークプロトコル(通信方式)の標準化を推進し、より信頼性の高いクラウドサービスの実現等を目指す」団体らしい。
  • Dell
    IT Pro Expo 2009のパネルディスカッション「EnterprisePlatformの明日〜ビジネスに貢献する情報システム基盤を求めて」(2009/10/23)で、今までのM&Aの成果として、今後、運用管理のSaasを提供していくという発言もあった。
  • Amazon
    Virtual Private CloudとRelational Database Serviceの2つのサービスの紹介があり、エンタープライズ向けの強化に注力してきている。また、Symantecとのコラボで、Endpoint Protectionを、EC2で利用可能にするなど、セキュリティ面の底上げもしてきている。国内向けの展開は不明だが、薄利多売戦略のAmazonは、大きな波を起こす可能性も大きい。(2009年12月開催のSaas World 2009講演)

あと、国内のISP/キャリヤ系(NTTデータ、KDDI、ソフトバンク、、、、)だと、どんな感じになっているのかしら?

(後日追記) 2009/7/1は、東京有楽町の国際フォーラムで開催のNext Generation Data Center 2009 & OpenSource WORLD 2009のセミナ聴講と展示会見学してます。初回の基調講演である前川徹教授(サイバー大学)の講演は、なかなか、興味深かい。Saas事業者の原価構造のシュミレーションと、実際の事業者との比較などあった。ユーザ数の規模の論理を顕現化させるための費用が大きな部分を占めるなど、かなり特徴的だ。多分、この特徴を許容するために経営改革ができない企業では、事業参入しても失敗するだろう。

09070101 IBMの基調講演では、主に、IBMクラウドのプレゼンであったが、今回、System z(zクラウド)とSystem s(リアルタイムのデータマイニングに対応)を、強調していたかな。

後、プレスリリースの翌日になるが、日立からクラウドメニュー紹介の講演もあった(左写真)。

NetAppの講演では、NetAppは、NASで大分、有名になっているが、ストレージ製品としては、FC, iSCSI, FCoEと幅広いインタフェースを提供しているし、ストレージ装置の機能としても、色々な特徴機能があるので、クラウド構築にも、是非とも、特徴機能の活用の検討も、お願いしますなどと発言があった。これは、ハードメーカ共通の希望と思われる。せっかく用意している目玉機能が、クラウドで、霞んでしまうのでは、作り手としては、張り合いもなくなるのは、人情だろう。でも、クラウドを、タクシーのサービスと考えれば、しっくりくるようにも感じている。例えば、日常、あまり意識していないと思うが、大衆車が大半のタクシー会社と、高級車が大半のハイヤー会社という観点。更に、リムジンが大半のタクシー会社、ベンツが大半のタクシー会社、フェラーリが大半のタクシー会社と、それぞれ、タクシー会社が、1種の雲で、それらが、集まって、大きなタクシー雲を作っている。タクシー利用者は、目的や質を基準に、タクシーを拾ったり、呼んだりしている。ベンツを選ぶ利用者は、交通事故が起きても車体がつぶれない強度があるなど期待しているだろうし、フェラーりを選ぶ利用者は、その車体のかっこよさを期待するだろう。また、乗り合いバスを使う人もいれば、タクシーを使う人もいる。つまるところ、クラウドといっても、利用者には、往々に、それなりのこだわりがあると思うので、それにヒットする製品(クラウドも更なる顧客志向)を追求するべきなのだろう(余談)。

さて、展示会では、マクニカネットワークス社のブースで、イスラエルのMellanox社のBridgeXシリーズ(IP/FCoE/Infiniband/CEEのハブで、スイッチ機能なし、40GbE対応)と、ConnectXシリーズ(CNAカード)の新製品展示が、目に付いた。これって、何かに似てるよね? なんだったけ?

後、余談だが、IBM社ブースで、新製品「CloudBurst」の筐体の色が、IBMカラーのダークグレーでなく、菫色である理由を聞いてみた。応えは、CloudBurstの開発元のベンダ(IBMが買収)のカンパニーカラーを採用したとのこと。買収前の製品としては、他にも色々な色の筐体があったとのことだ。しかし、この菫色をみると、sgiのワークステーションを思い出してしまうのは、私だけ?

全般的な印象として、展示会に、RedHat, Suseなど、Linuxディストリビュータの出展が無かったので、何となく、物足りない感じだった。Suseのカメレオンの縫いぐるみが欲しいのだが、通販ないのかしら?

(後日追記) 色々と、クラウドコンピューティングで盛り上がっているところもあるのだけれど、最悪、雲が、不正サイトの隠れ蓑になるようなことは、是非とも、避けて欲しいので、何らかの認証基盤を前提にするのが良いのかもしれない。この方法には捕われず、悪用されない仕組みも併せて、検討していただくよう、お願い致します。

(後日追記) いつの間にか、結果論だと思うけど、HP Matrix, CISCO&EMC vBlock, IBM Cloudbrust, CTC&Xsigo&Hitachiと、同じような価格帯に並ぶ,クラウド向けハードウェアスイートというべきか、色々、製品が出ている状況になっている(2010年2月)。

(後日追記) 手前味噌だが、クラウド関係で出願した特許は、下記ぐらい。。

  • 特開2011-081579 「ITシステム仮想化における仮想リソースのシステム運用管理方法およびシステム」
  • 特開2010-257008 「仮想ストレージ装置を管理する管理サーバ装置及び仮想ストレージ装置の管理方法」
  • 特開2009-230381 「ストレージシステム及びボリューム割当方法並びに管理装置」

(2011年4月)。

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2009.06.16

OpenGL, more and/or another useful ...

【パート1】 - RDBMS powered by OpenGL and its enhanced SQL -

 Openキーワードで便乗の記事ですが、こんなことを考えたことはないでしょうか? 最近の高速なグラフィクスボード(グラボ)を利用して、Relational Database System (RDBMS)が性能アップしないかなどと(これも、ある種のイノベーション)。

 ただし、グラボメーカが出しているHigh Performance Computing (HPC)用の汎用演算カード(例:NVIDIA Tesela)の力技で、RDBMSを処理させるのでなく、メーカ依存のないOpenGLのAPIを使って、RDBMSを高速化するようなことを言っている。この根拠は、OpenGLのAPIは、図形の描画の他に、ビュープレーン上の座標に重なる図形を検索したり、クリッピングパスの内側にある図形を検索したりする機能も含まれている。数学的には、位相空間(距離空間)内の情報を、距離で検索することができるという訳である。この検索が、実世界で何の役に立つのかは、現時点、まだ、不問にしておこう。多分、特定の用途に適したRDBMSになるのだろう。
 でも、数千万ポリゴン(3頂点)を、1秒以内に、処理できるグラボが、最近では、コンシュマー向けで、5万円もしない価格になっている。この格安さと、コンシュマー向けという気軽さで、普及していることを考えると、何かに、使わなきゃと感じる、今日、この頃なのである(もう少しお金を出せば、何GBものメモリを搭載したグラボもある)。あと、多分、OpenGLを使う検索なんで、問い合わせ言語のStructured Query Language (SQL)もある程度、何か、文法上の制限など必要になるのかと、タイトルに含めている。

【パート2】 - Is it Normal use for RDBMS? -

グラボの普通の使い方のアナロジで、RDBMS向けに考えると、まあ、これが無難? DBレコードのカラムとして、画像や図があるDBテーブルに対して、画像データやドローイングデータを、グラボの3次元空間上に置いて、置き場所の座標値に意味を持たせつつカラムの一部にすれば、範囲検索も高速だし、表示も、そのグラボで可能になる。座標値をインデクスにして、他のDBテーブルと関係付けして使えば、複雑なテーブル構造にも対応がある程度可能になるかも。結果、コンシュマーPC向けに安くなった高速なグラボの活用は、色々、ありそうだ。

世界中のグラボが、RDBMSなどに利用されれば、一昔前のグリットコンピューティングも幅が広がるかもしれない。まあ、これを称して、"Cloud-centric DBMS and SQL powerd by OpenGL and GPU"とでも言っておこうか。ちょっと苦しいかな(^^;。

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2009.06.14

An old acquaintance message to Open ECO and IT

My old acquaintance (an ancient computer engineer?) put a message for this blog. I introduce it as follows, because it was the contents that affinity is good for concept "Open" of this blog. Then, I do it as the original.



Subject: Open SCSI, making more legends or jokes!

    - SCSI spirits excited by a SCSI specification enhanced with any idea, and the unexpected SCSI/storage features! -

Date: Sat, 13 Jun 2009
ATTN: SCSI Fun/Yankee, ANSI/T11, incits/T10 and OS/Middleware developers, and my friends

Dears,

    Now, I am one of SCSI fun, and have been bored very much, about the current SCSI (Small Computer System Interface) specification by ANSI/T11, incits/T10. And then, I feel the pure SCSI needs any more feature to be enhanced, for able to be excited by the SCSI specification, any more. Someone wants any more complexity than the too simple feature of the current specification. Of course, I know iSCSI (Internet SCSI) challenging another physical media of IP by IETF/RFC. While, I can find the unique challenges to conventional technologies, as CEE (Converged Enhanced Ether-network) by IEEE. So, I would like to the unique proposal for enhancing the pure SCSI specification, however for practical use cases. And, I should think normal use cases, but I need unique solutions for them for being excited by them. Then, of course, I know to need new technology for the enhancements, also, and that today’s storages had already had some new feature compared with ancient one. I would like to think any offload to SCSI storage, for OS (Operating System), DBMS (Database Management System) and OLTP (Online Transaction Process) system executed on Server/PC and any available technology.
    Well, I have two ideas as use cases of offloads for them. My first idea is the offload of a file system (FS) built-in OS. The second is one of transaction monitor with DBMS and/or OLTP system. I think enhanced SCSI should be able to handle the below two case of the offloads. Of course, I believe there are many useful cases except mines in the world. Basically, mines are samples, so that I hope you and SCSI fun will propose your ideas and will have the implementations in future.

(Case 1) “offload of file system” with a thin provisioning feature for a LU:

    This enhanced SCSI layer can have managed a space for a file with thin provisioning feature, for example, the enhanced FS will save each a file to each a LU (Logical Unit). So, the FS handle a LU as a file. For the implementation, I think some ideas for the enhancing SCSI. By one idea, with the enhanced SCSI, for example, LUN (Logical Unit Number) may have an integer with a bigger size than or an equal size to 64bit. By another idea, LBA (Logical Block Address) may have an integer with a bigger size than or an equal size to 128bit. By this, we can use the upper field as a file id, and lower field as a byte offset and legacy. By the last one, I may use a seek command for specifying a file. Of course, I know to need to specify any more details for the above ideas, and enhance a file system built-in OS. Now, I feel success for anyone to have inspiration by my hints for the enhanced SCSI, so that engineers can be excited about enhanced SCSI. So that, this case seems to unify memory area of volume and file by LU, then we may handle files and LUs only by operation feature for LU.

(Case 2) “offload of transaction monitor” with a disk write-back cache memory feature:

    In my second idea, this enhanced SCSI layer may be able to undo data updated by sequence of write commands for a transaction on DBMS and/or OLTP system. By this enhancement, storage may be able to undo the update, when DBMS and/or OLTP system have miss-written data to LBAs except ones that they expects, with losing their control, without making a commitment for the transaction. If a storage device can’t undo it, the systems need a recovery with DB area backup and journal data, in this case. So, I feel a little merit for this offload, also. Well, I think, for example, that this implementation may use tagged I/O command. The tag ID may have an integer with a enough bigger size than the current specification, if needing it. The system may relate and manage a transaction to a tag ID temporally, until a commit/done or roll-back/undo of the transaction.

    However, you must feel un-success and fatigue, many ancient trials of accelerations for data processing and retrieval, while a SCSI command set has already had data-processing functions for a compare, a copy, a retrieval and on so. I think so, too. Then, I don’t propose any idea for them, in this proposal. If I feel it good, I must put the third case of offload for data processing. Now, I think there is a much greater merit for offloads of data/resource management than data processing. And, that we have missed to know the merit, because ancient computer engineers had escaped from a very little complex for today’s engineers, maybe. For example, as my additional idea, storage may presents some kind of special-use devices as a huge-size pipe device (FIFO or LIFO) used and offered by an OS. Maybe, SCSI command set will need any more additional feature for the implementations and handling them. Then, I feel that it may be useful for streaming computation.
    So, I feel good that SCSI world (as a representative of hardware world) has a little of innovation and breakthrough into new style and SCSI/storage life exciting the fun, and supports the current age of a vertical Integration style and IT industry, and a cloud-centric SCSI and storage. At last, can SCSI fun enjoy an enhanced SCSI specification or not, in near future? I hope SCSI fun can feel frank and enjoy this proposal.

Best Regards and thank you,
One of SCSI fun


以上、知人からのメッセージでした。いかがでしたでしょうか? こんな時代もあったと、黄昏てしまう私です。あと、最近、SASとSATAが似た者に見えてきてしまうのも残念もの。SCSIがもっと、高機能をアピールできる方が良いとも思いますね。

(後日追記) 面白そうなので、sourcefoge.netのプロジェクト「Open SCSI」として登録してみましした。現在、中身は空っぽですけど。まあ、この記事の続きは、このリンク先に展開予定。


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2009.05.15

Data Storage Expo 2009, etc.

09051504 今日5/15まで、東京ビックサイトで開催のData Storage Expo 2009などなどを見学。
 ストレージ関係では、全般的に、仮想化のキーワードが、多かった。VMwareなどサーバ仮想化に対応する製品から、ストレージの記憶容量の仮想化入り乱れていた。

 Hitachi社ブースでは、ミドルレンジのストレージ(AMSシリーズ)が、大分、機能アップ(底上げ)してきた感がある。あと、BladeSymphonyの前で、知人が説明員をしているのを発見(お疲れ様)。今日は、業績対策の時短休日で、管理職が説明員に当たっているとか。BladeSymphony自身は、サーバ仮想化をハードウェアで機能サポートするブレードサーバと、ネットワークスイッチ、FCスイッチ、ストレージなど、ITシステムに必要な装置をセットで売る統合製品。今回は、サーバ仮想化による物理サーバ台数の削減などで、省エネ関連のコーナに展示があった。

 Brocade社ブースでは、FCoE/CEEのスイッチと、サーバに挿すFCoE/CEEのコンバージド・ネットワーク・アダプタ(CNA)の展示があった。このCNAの製品発表は、世界で3番目になるらしいが、正式な標準規格に準処した製品は、世界初ということらしい(先行2社はドラフトに準処)。値段は、FC-HBAの昔の値段ぐらいということで、安くはない。技術的には、DCB自身のデータ転送に難しさがあるというよりも、DCBを共有して、FCとIPの両方を扱う仕組みの部分にノウハウや費用がかかる。あと、このCNAで、NPIVサポートの有無は、聞き忘れの未確認(先行しているEmulex社のCNAは、NPIVをサポートしているようだ)。スイッチ製品は、Brocade DCXバックボーンというもので、NPIVに対応しているようだ(後日確認で、Brocade社のCNAも、NPIVに対応していると判明。あと、Brocade 8000は、Brocade Access Gateway未搭載)。

今後、DCBに対応のスイッチ自身(Data Linkレイヤのみ対応)は、大分、前から、IEEEの標準規格にあったものを、まじめに実装することになる話なので、それほど高価なものにならず、普及が進むものと予想しているので、将来が楽しみな分野だ。

 変わり種では、USB端子を持ち、内部と接続が出来る金庫タイプの記憶媒体の保管ケース(見た目は金庫そのもの)を見つけた。電源は引き込めいないようなので、中に保管しているUSBメモリを、入れたまま外部に接続できるようだ。この場合は、火事などの自然災害対応で、情報漏洩対策用途にはならないと思われる。個人的には、金庫タイプのPCケースがあると、中堅企業の経営者向けに売り込めるのではと感じてます。あと、同企業で、記憶媒体の破壊消去のサービスを行っているのだが、セキュリティだけでなく、エコ向けに、MSDNのような大量にDVDメディアを配布するサービスで、古くなったメディアを読み出し不能にして廃棄/処分するサービスも欲しいと思うのは、私だけだろうか?

 あと、この日、色々、同時開催で、展示会が催されていて、その辺も、ざっと見学してみた。
 特に目に付いたのは、セキュリティ関係の展示フロアーでの富士ゼロックスの展示。以前、どこかの展示会で、富士フィルムが、ホログラム印刷の応用でやっていたのと同じようなものだが、今度は、富士ゼロックスが、業務用(複合機より解像度が高い)のトナー タイプのプリンタで印刷が出来るものを展示していた。ここで、同じようなというのは、本当の偏光フィルタで、特定の向きにして覗くと、絵柄が見えいると いうのではない。偏光フィルターの代わりに、同じプリンタでOHPシートに印刷したスリット相当(どういうパタンか不明)を使って、同じように、特定の方向を向けて覗くと、図柄が見えるものだ(但し、フルカラーでなく、モノトーン相当。これは、原本性を保証する技術の1つ)。過去、出来ないかなどという要望もあったが、出来そうな気がしなかったので、ペンディング にしていた。あえて言うと、通常のオフィース向けの複合機では印刷できないとうことだが、偽造対策も考えると、出来きない方が良いとも思えるが、何とも、 悩ましい感じだ。
しかし、2004年頃にはあったということだ。ACM Siggraph 2004(米国ロス)で、論文セッション「Graphics is Fun」があったのだが、そこで、発表があったら、盛り上がっていたかもしれないね。Roger D. Hersch氏, Sylvain Chosson氏の「Band Moir Images」の発表があった。

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DCE, CEE, FCoE, ... 何かの呪文か(^^;

最近、Ethernetプロトコルのホットな話題ようだが、3文字略語が多いし、大昔の通信の略語とも重なるものある。私の年代では、混乱しまくりじゃ! といっても、昔を知らない世代に広まってしまっては、どうにもならないか、悲しい限りだ。まあ、プロトコルスタックで整理してみると、下図になるのかな? 

Dceceeether2009051401_3 恩師、すいません。縦軸のプロトコルスタックを、かなり荒っぽく描いてます。
最大の期待効果は、まずは、ラックやフロアを、縦横無尽に走っている配線量の劇的な削減にあるのだろう。ケーブルは意外に高価。あと、付随して、装置側のコネクタ数の削減で、カードエッジのコネクタ数が減れば、回路基板を小さくできるかもしれない。DCBには、2陣営(Cisco vs IBM)、旗が上がっているのだが、互換性を積極的に保証する意志がないとなると、最悪、ビデオのベータとVHS みたになる危険性もある。通信上の互換性というよりも、プログラム開発観点で互換性がないと、OSやらデバイスドライバの開発者が苦労しそうだね。まあ、Cisco社からは、Cisco DCEは、CEEと本質的に同じという記載もあったので、互換性はあるのだろうと思う。あと、DCBの為に追加されたIEEE側の規格は、下表になるようだ。

802.1Qau Congestion Notification (CN)
802.1Qaz Enhanced Transmission Selection (ETS)
802.1Qbb Priority-based Flow Control (PFC)

ちなみに、各略語のフルスペルは、

DCE: Data Center Ethernet (Cisco), CEE: Converged Enhanced Ethernet (IBM), FCoE: Fiber Channel over Ethernet (ANSI/T11), DCB: Data Center Bridging (IEEE), iSCSI: Internet Small Computer System Interface (RFC), SCSI: Small Computer System Interface (ANSI/T11), FCoIP: Fiber Channel over Internet Protcol (RFC)

【後日追記】

最近、FCoE Initialization Protocol (FIP)の規格も決まったようです。これは、CEEを経由して、FCoEに対応したCEEスイッチをディスカバリするためのプロトコルになります。今までと、変わるのは、複数のFCoE対応CEEスイッチが同列に接続されていると、複数のスイッチが見つかるので、それから選択して、FLOGする手順が追加になることかな。あと、要注意なのは、多分、サーバのCNA側だけでなく、CEE直結のストレージでも、FIPが必要になるが、論理的なパスを、どう拓一するか悩ましい。

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Ready to use Maya 2009 and RenderMan Studio 2.0 for MacOSX/Leopard

結局、使い易さや、使い慣れもあるが、個人的にも、世界最先端(市販の範囲)の3CG制作環境が、揃ってしまった(但し、これだけだと、使えないので、自作ツールも合わせて必要)。この維持も、なかなか、負担が大きいが、まあ趣味ということなので、それも楽しみのうちか(^^;。さて、本題は、2009年5月8日のことだが、新バージョンがリリースされたPixar RenderMan Studio 2.0 (RMS2)を、ダウンロード&インストして、動作テストしてみた。とりあえず、Maya2009&RMS2から、RenderMan Pro Server 14 (RPS14)でレンダリングできた。これで、全て、3CG制作環境が、MacBook Proへ移行できたかな。まあ、一段落。
09050901 掲載の画像は、いつも、動作テスト用に使っているもので、必要な機能を使うようなシーンデータになっている。あと、このソフトとは別の話だが、どうも、Maya IFF形式の画像ファイルを、Adobe Photoshop CS3 for MacOSX/Intelで、読み込むためのプラグインが見当たらないことが、判明。どうするかな(^^;。 CS4に上げても、状況は、変わらないよね。最近の流行では、tif形式に移行かな。
あと、バッチレンダーの動作テストも良いようだ

現在、保持しているソフトウェアは、後は、Adobe製で、Photoshop, Illustrator, AfterEffect, Premiere, Flashと、Apple製のDVD Studio Proかな。

Ny2009area あと、これらの3CG制作環境は、主に、NPR(Non-Photorealistic Rendering)の実験や作品制作のために整備している。Pixar RenderManや、Autodesk Maya (旧Alias/Wavefront Power Animator)は、1997年頃からのユーザ(仕事で使用)で、趣味のために個人で購入したのは、Mac版RenderMan(v3.1)であったが、1999年頃からと、早いもので、もう10年もの付き合いだ。2006年には、Pixar社は、Disney社の完全子会社として、傘下に入っている。

NPRに興味をもっている理由は、Photorealistic Renderingとは異なり、自然科学的な正解のある表現でない点で、何か、ロマンを感じているからだ。

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My Home Servers with Virtualization, Now! (過去記事紹介)

09042201 昨年から今年にかけて、ブログサーバやデスクトップ環境の仮想サーバによる集約やら、インテルマックへのリプレースなどで、自宅の情報インフラ大分変わった。現状、左図のようになっている。サーバ仮想化は、MS VirtualServer 2005を利用。
メインサーバ(ELEM)に入れている仮想サーバ(ミルファ)のデスクトップ環境は、リモートデスクトップクライアントからアクセスして、主に、電子メールの送受信に使用している。今回、内蔵ディスクが故障したのは、このメインサーバ。(2009年4月記事)

まあ、個人のサーバなんで、バックアップは、時たまやれば良いかと、なーなーにしていあたが、ハードディスクの故障は、大分、復帰がめんどくさいことを、実感。最近では、最低でも、月1回、HDをまるまるデットコピーして、バックアップにしている。OS含めて、まるまる、回復することを考えると、やはり、ファイルベースでなく、まるまるバックアップが、なんと言っても楽だし、有効な方法だね。このデッドコピーは、センチュリー社の「裸族の双子(CRF25/35PRO)」を使っている。

(後日追記) 自宅でサーバ仮想化を利用する意図は、何と言っても、物理サーバ台数の削減だ。自宅でITシステムを構築と言って、何台も物理サーバを置く訳には行かないだろう。そんなことをしたら、家族から白い目で見られるに違いない。ITエンジニアだったら、まあ、自宅に何らかのシステムを構築しているぐらい当たり前とも言えるが、自らの技量維持も、周りの目を気にしていたら錆びるばかり。サーバ仮想化を利用すれば、性能を犠牲にするとこもあるだろうが、場所選ばず、技を磨けるというものだ。

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