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2011.06.19

自作ガイガーカウンタ2号機タイプ1(Rev.2)の製作

CK1026(駆動電圧DC900V)の不具合から、気を取り直して、中国製GM管J305βγ(駆動電圧DC380V)へ乗り換えて、製作を続行。これを、Rev.2とする。回路や部品は、CK1026のときのものを、配線変更などで、併用した。駆動電圧が、だいぶん異なるが、電源トランスの使用端子の変更などで、ちょうど対応が可能なようだ(下左回路図)。下右写真は、改造後の現物と動作確認の様子。

 

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中身の様子は、J305βγの専用ホルダは新調(左下写真)。ラグ板上の部品の配置の変更はほとんどなく抵抗器の一端を、付け替えyたぐらいで済んだ(右下写真)。

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マントルなどの線源を近づけてみて、CPMを測ってみた(下グラフ)。このGM管(但し、厚2mmのアルミケース越し)は、自宅の環境(市販のガイガーカウンタだと、だいたい、0.060μsV/h)だと、だいたい、10CPMを前後している。右下写真は、自作ガイガーカウンタの外観。

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取り合えず、線量に応じてパルスのが出ているようだ。左下グラフに示すように、長時間連続動作テストを実施で、24h経過したが、特に不具合は起きていないようだ(このGM管は、中国製の現行部品なので、ちゃんと連続稼働して欲しいとことろだ)。また、24h経過後、右下グラフの0:00am-0:20amのところでマントルを近づけた結果、放射線への感度も維持されている事も確認した。

 

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24h動作テスト
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マントルへの感度確認テスト

まあ、このまま、連続稼働させて様子をみるが、以上の結果を以て、自作ガイガーカウンタ2号機タイプ1Rev.2の完成ということにしよう。お疲れ様でした。さて、次に行くか(^_^;A

【注意事項】

 安全上の注意として、金属ケースを使用する場合は、必ず、ケースにアースを取るようにしましょう。あと、本機の電源を入れた状態で中身をいじる作業は、絶対に身体にアースを取らず、絶縁手袋着用して、安全第一でお願い致します。

【備考1】

 今回、中国製GM管J305βγのために作ったオリジナルソケットホルダのアップ写真。

 

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【備考2】

 今回の一連のガイガーカウンタ製作では、Webサーバ経由で測定値を開示することを前提に、電池(消耗品)不要で、家庭用AC100Vコンセントからの電源供給(ADアダプタは嫌いなので電源内蔵必須)で稼働する据え置き型ガイガーカウンタを前提にしてます。余談だが、携帯用のガイガーカウンタあれば、DC500V駆動の浜松ホトニクス製GM管を採用の1号機(チェルノブイリ原発事故のときに製作)をベースにすれば、小型かもそれほど難しくないかと(下写真)。但し、最近では、もっと市販のDC-DCコンバータでも適切なものがありそうなので、そっちも採用候補だと思う。

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【謝辞】

今回の製作に必要となった部品や部材の調達など、アキバの部品屋さんや、三月兎さん、東急ハンズさん、有り難うございました。また、回路設計に関して、色々な方々と知人の助言に感謝です。


注)本記事の内容は、製作物の品質、信頼性/安全性などを保証するもではなく、ご注意下さい。


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コメント

GM管はプラトー電圧領域があり、普通は始めの1/3の電圧
を使用電圧にします。
乾電池式で作っていますがどうしても上がりすぎるので、
電圧検知素子で発振回路の開始停止をさせると3倍くらい長持ちするようです。
電圧検知素子は、ガスアレスタやネオンアレスタと言われる放電管があって高抵抗を直列にして流れを感じると発振を止めるようにします。
電池式インバータは始めは写ルンですを使いましたが、短時間に大電流を流す設計になっているため電流消費が多いようです。
小型のCCFL用インバータは決まった電圧では結構高圧を出してくれますが、電源電圧を下げても低い電圧で出力をして、電源電流も相当下がるようです。
どれくらいの電圧でどれくらい出るかはやってみないと判りません。
実験したところでは4種類のうち2種類が使えました。

投稿: ねむ | 2011.09.16 11:29

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